カビが好む条件がそろっている
浴室には、黒カビと赤カビの両方が発生することがよくあります。
黒カビと赤カビには、どのような違いがあるのでしょうか。
今回は、黒カビと赤カビの違いについてご紹介いたします。
▼黒カビと赤カビの違い
■黒カビの正体
黒カビは糸状菌の一種で、正式名称は「クラドスポリウム」です。
浴室のゴムパッキンやタイルの目地によく見かけるカビですが、非常に身近な種類のため、
浴室以外の場所でもしばしば発生します。
キッチンや
トイレといった水回りはもちろん、
エアコンの中に発生するのも黒カビです。
■赤カビの正体
赤カビはぬるぬるとしたもので、高温かつ多湿の環境で発生します。
正式名称を「ロドトルラ」と言い、実はカビではなく酵母菌の一種です。
▼害をもたらすのは黒カビ
黒カビには独特の嫌なにおいがあり、アレルギーを引き起こす原因です。
一方の赤カビは空気中を浮遊する常在菌で人体に害をもたらさないと言われています。
健康への害があるかないかは、黒カビと赤カビの大きな違いと言っていいでしょう。
さらに、?殖の仕方にも違いがあります。
浴室でカビを落とす時、手ごわいのは黒カビではないでしょうか。
黒カビは発生場所の奥深くに根を張って広がっていくため、こすっても落ちないことが多いです。
一方の赤カビは根を張りませんので、こすれば簡単に落とせるでしょう。
ただ、黒カビは赤カビをエサに繁殖しますので「赤カビは酵母菌だから大丈夫」と放置しないことが重要です。
▼まとめ
黒カビと赤カビは「害をもたらすかどうか」と「繁殖の仕方」に違いがあります。
黒カビはアレルギー症状を引き起こす原因となるうえ、取り除くのにも手間がかかります。
黒カビと赤カビにお困りの際は、枚方市に拠点を置く当社にご相談ください。
丁寧なハウスクリーニングで、黒カビと赤カビをまとめて一掃いたします。